
| 件名 | 松浪れいらに保育園 |
|---|---|
| 物件情報 | 神奈川県茅ヶ崎市 |
| 用途 | 保育園 |
| 設計 | 大和ハウス工業 |
| 施工 | 大和ハウス工業 |
| 構造 | 木造軸組 |
| モイス 施工箇所 |
保育室の壁、トイレの壁、おしっこマット |
| 使用商品 | MOISS NT 6mm |
松浪れいらに保育園へのMOISS導入を提案したのは、施工を担当した大和ハウス工業の横山次夫氏でした。横山氏は約10年前にMOISSを知り、その多くの優れた機能性に着目したため、採用を提案しました。MOISSが選ばれた主な理由は、その調湿機能にあります。梅雨時には湿気を吸収して室内をカラッとさせ、乾燥期には適度な湿度を保つ「呼吸する壁」として機能し、カビの発生も抑制します。また、トイレの壁だけでなく便器の前に置かれたシートにもMOISSを使用することで、「ニオイのないトイレ」が実現され、保育室に臭いが気にならない環境を提供できる点も評価されました。さらに、バーミキュライト、消石灰、珪砂などの自然素材を主成分とするMOISSは、有害物質を放出しないだけでなく、他の建材や家具から発生するホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着する役割も果たすため、健康をテーマにした内装材として非常に魅力的であると判断されました。その他、吸音機能なども評価されたとのことです。
松浪れいらに保育園は木造軸組構造で、設計および施工は大和ハウス工業が担当しました。MOISSが施工された箇所は、保育室の壁、トイレの壁、そして便器の前に置かれたおしっこマットです。具体的には「MOISS NT 6mm」が使用されました。
田中幸治園長はMOISSの採用に大変満足しています。湿度に関しては、MOISSによって保育室の湿度が年間を通して40~60%前後に維持されており、「湿度を自然にコントロールしてくれるのが、とくにありがたい」と園長は述べています。梅雨時でも事務室と比べて保育室はカラッとしており、逆に乾燥期でも適度な湿度が保たれているとのことです。消臭効果についても、保育室でトイレの臭いが全く気にならないことを実感しており、「ニオイのないトイレ」が実現されていると評価しています。空気の質に関しても、建物の新築時に特有の臭いはほとんどなく、当初は机や椅子の木の臭いが一瞬感じられたものの、その後は無臭であると園長は話しており、これはMOISSが有害物質を吸着する効果によるものです。全体として、園児たちが快適に過ごせる環境が実現され、横山氏も園児たちの元気な姿を見て目を細めていました。
保育室の壁面はMOISSを使用。室内を自然に調湿、消臭し、過ごしやすい空間に。
トイレの壁だけでなく、便器の前に置かれたシートもMOISSを使い、「ニオイのないトイレ」を実現。
モイスをカット加工してバスマットとしても採用
「湿度を自然にコントロールしてくれるし、ニオイも吸収してくれるので、子どもたちにやさしいのがうれしいですね」と田中幸治園長は、MOISSを採用し、喜んでくださっています。
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