MOISSには一切アスベストは使われておりません。それは建材の安全性について開発当初から考えているからです。
MOISSの開発は約9年前より企画されました。そのコンセプトは「真に健康で安全な建材」。アスベストはもちろんのこと、アレルギーやシックハウスを起こすといわれている石油系化学物質や重金属も一切使用しておりません。
MOISSの主原料であるバーミキュライトに関しても、「アスベストが不純物として混ざってしまう可能性を持った鉱山もある」との認識はMOISS開発当初から持っており、世界中の鉱山調査、外部研究スタッフを招聘して第三者からの安全性ガイドラインを設定し、調達すべき鉱山を絞り込みました。
それが、南アフリカ共和国Palabora Mining Company Limited(以下パラボラ社)より調達したバーミキュライトです。MOISSはパラボラ社より調達したバーミキュライト以外のバーミキュライトは使用 せず、パラボラ社より供給している全てのバーミキュライトは「0.01重量%以上のアスベスト含有(混入)は認められない」との証明を 取得しています。このパラボラ社によるアスベスト分析法(顕微鏡法)は、英国通商産業省が認めたMDHS77というアスベスト検出方法に準拠した厳正なも ので健康志向の強い欧米各国でも広く受け入れられています。また、日本に於けるアスベスト含有に係わる法規制(労働安全衛生法施行令第十六条で1重量%、 化学物質排出把握管理促進法で0.1質量%が規制対象)から見ても、MOISSに使用されているバーミキュライトにはアスベスト含有(混入)の危険性は無いと考えています。更に、パラボラ 社の証明を検証する目的で、日本国内でもMOISSの事業パートナーであるアイカテック建材(株)によるX線回折法による定性分析 においてもアスベストのピークは認められておりません。